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当サイトは、Typst GmbHの許諾を得て、日本語コミュニティ「Typst Japanese Community」がTypst v0.13.1の公式ドキュメントを翻訳したものです。誤訳や古い情報が含まれている可能性があるため、公式ドキュメントとの併用を推奨します。翻訳の改善やサイトの機能向上について、GitHubでのIssueやPull Requestを歓迎します。コミュニティにご興味のある方はDiscordサーバー「くみはんクラブ」にぜひご参加ください。
This site provides a Japanese translation of the Typst v0.13.1 documentation maintained by the "Typst Japanese Community" with permission from Typst GmbH. We recommend using this alongside the official documentation. We welcome contributions through Issues and Pull Requests on our GitHub repository for both translation improvements and website enhancements. Feel free to join our Discord server "Kumihan Club".
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このページは日本語に翻訳済みです。

mat
要素関数
要素関数
要素関数はsetルールやshowルールでカスタマイズできます。

行列。

行内の要素はカンマで区切り、行自身はセミコロンで区切らなければなりません。 セミコロン構文は、直前にあるカンマ区切りの引数を配列にマージします。 数式関数呼び出しに関するこの特殊な構文は、2次元データを引数に取るカスタム関数の定義にも使用できます。

セル内のコンテンツはalignパラメーターを用いて配置できます。 また、同じ行にあるコンテンツは&記号を用いて配置できます。

$ mat(
  1, 2, ..., 10;
  2, 2, ..., 10;
  dots.v, dots.v, dots.down, dots.v;
  10, 10, ..., 10;
) $
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引数
引数
引数は関数への入力値です。関数名の後に括弧で囲んで指定します。

delim
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

用いる区切り文字。

単一の文字で左区切り文字を指定する場合、右区切り文字は自動的に推論されます。 それ以外の場合は、左区切り文字と右区切り文字を含む配列を指定します。

デフォルト値:

("(", ")")

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#set math.mat(delim: "[")
$ mat(1, 2; 3, 4) $
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align
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

各セルの水平方向の配置。

デフォルト値:

center

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#set math.mat(align: right)
$ mat(-1, 1, 1; 1, -1, 1; 1, 1, -1) $
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augment
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

行列内に補助線を描画。

  • none: 線は描画されません。
  • 単一の数値: 指定された列番号の後に垂直方向の線を描画します。 負数の場合は最後の列から数え始めます。
  • 辞書: 水平方向および垂直方向の両方で複数の補助線を描画できます。 加えて線のスタイルを設定可能です。 辞書には以下のキーを含めることができます。
    • hline: 水平方向の線を描画するオフセット。 例えば、オフセットを2とすると行列の2行目の後に水平方向の線が描かれます。 単一の線を描く場合は整数を、複数の線の場合は整数の配列を受け取ります。 単一の数値を指定する場合と同様に、負数の場合は末尾から数え始めます。
    • vline: 垂直方向の線を描画するオフセット。 例えば、オフセットを2とすると行列の2列目の後に垂直方向の線が描かれます。 単一の線を描く場合は整数を、複数の線の場合は整数の配列を受け取ります。
    • stroke: 線のストロークautoが指定された場合、0.05emの太さで四角い線端になります。

デフォルト値:

none

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$ mat(1, 0, 1; 0, 1, 2; augment: #2) $
// Equivalent to:
$ mat(1, 0, 1; 0, 1, 2; augment: #(-1)) $
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$ mat(0, 0, 0; 1, 1, 1; augment: #(hline: 1, stroke: 2pt + green)) $
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gap
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

行間と列間の間隔。

これはrow-gapcolumn-gapを同じ値で設定する省略記法です。

デフォルト値:

0% + 0pt

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#set math.mat(gap: 1em)
$ mat(1, 2; 3, 4) $
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row-gap
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

行間の間隔。

デフォルト値:

0% + 0.2em

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#set math.mat(row-gap: 1em)
$ mat(1, 2; 3, 4) $
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column-gap
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

列間の間隔。

デフォルト値:

0% + 0.5em

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#set math.mat(column-gap: 1em)
$ mat(1, 2; 3, 4) $
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rows
必須引数
必須引数
必須引数は、関数を呼び出す際に必ず指定しなければなりません。
位置引数
位置引数
位置引数は順序通りに指定することで、引数名を省略して設定できます。
可変長引数
可変長引数
可変長引数は複数回指定することができます。

行列の各行を要素とする配列の配列。

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#let data = ((1, 2, 3), (4, 5, 6))
#let matrix = math.mat(..data)
$ v := matrix $
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