情報 / Info
当サイトは、Typst GmbHの許諾を得て、日本語コミュニティ「Typst Japanese Community」がTypst v0.13.1の公式ドキュメントを翻訳したものです。誤訳や古い情報が含まれている可能性があるため、公式ドキュメントとの併用を推奨します。翻訳の改善やサイトの機能向上について、GitHubでのIssueやPull Requestを歓迎します。コミュニティにご興味のある方はDiscordサーバー「くみはんクラブ」にぜひご参加ください。
This site provides a Japanese translation of the Typst v0.13.1 documentation maintained by the "Typst Japanese Community" with permission from Typst GmbH. We recommend using this alongside the official documentation. We welcome contributions through Issues and Pull Requests on our GitHub repository for both translation improvements and website enhancements. Feel free to join our Discord server "Kumihan Club".
翻訳済み

このページは日本語に翻訳済みです。

content

文書のコンテンツ。

この型は、Typstの中心となるものです。Typstのすべてのマークアップやほとんどの関数はコンテンツを生成します。コンテンツ値は角括弧でマークアップを囲むことで作成できます。これは、コンテンツを関数に渡す際にも使われる方法です。

Type of *Hello!* is
#type([*Hello!*])
Preview

コンテンツは+演算子で追加したり、結合したり、整数と乗算したりすることができます。コンテンツが期待される場所であれば、文字列noneを渡すことも可能です。

表現

コンテンツはフィールドを持つ要素で構成されます。 要素関数 で要素を構築する際は、フィールドを引数として提供します。コンテンツ値がある場合は、フィールドアクセス構文でそのフィールドにアクセスできます。

フィールドの中には必須のものがあります。それらは要素を構築する際に提供する必要があるため、その型のコンテンツでは常にフィールドアクセスを通じて利用可能です。 必須フィールドはドキュメント内でそのようにマークされています。

ほとんどのフィールドはオプションで、必須フィールドと同様に、単一要素を設定するために要素関数に渡すことができます。しかし、setルールで設定して、スコープ内のすべての要素に適用することも可能です。 オプションのフィールドは、要素関数に明示的に渡された場合にのみフィールドアクセス構文で利用でき、setルールから適用された場合は利用できません。

各要素にはデフォルトの外観があります。しかし、showルールを使用して、その外観を完全にカスタマイズすることもできます。showルールには要素が渡されます。showルールは要素のフィールドにアクセスし、そこから任意のコンテンツを生成することができます。

ウェブアプリでは、コンテンツ変数にマウスカーソルを合わせると、そのコンテンツが正確にどの要素で構成されているか、そしてどのようなフィールドを持っているかを確認できます。 または、repr関数の出力を調べることでも確認できます。

定義
定義
これらの関数や型には、関連する定義を持たせることができます。定義にアクセスするには、対象の関数や型の名前を指定した後に、ピリオド区切りで定義名を記述します。

func

コンテンツの要素関数。 この関数を用いると、当該コンテンツに含まれる要素を生成できます。 この関数は、その要素に対するsetルールやshowルール内でも使用できます。 グローバル関数と比較することで、特定の種類の要素を持っているかを確認できます。

self.func(
)->

has

コンテンツが特定のフィールドを持つかどうか。

self.has()->

field
必須引数
必須引数
必須引数は、関数を呼び出す際に必ず指定しなければなりません。
位置引数
位置引数
位置引数は順序通りに指定することで、引数名を省略して設定できます。

調べるフィールド。

at

コンテンツ内の指定されたフィールドにアクセスします。そのフィールドが存在しない場合はデフォルト値が返されますが、デフォルト値が指定されていない場合はエラーになります。

self.at()->
any

field
必須引数
必須引数
必須引数は、関数を呼び出す際に必ず指定しなければなりません。
位置引数
位置引数
位置引数は順序通りに指定することで、引数名を省略して設定できます。

アクセスするフィールド。

default
any

フィールドが存在しない場合のデフォルト値。

fields

このcontentのフィールドを返します。

self.fields(
)->
例を表示
#rect(
  width: 10cm,
  height: 10cm,
).fields()
Preview

location

コンテンツの位置。これは、クエリによって返されたコンテンツ、またはshowルールによって提供されたコンテンツに対してのみ利用できます。それ以外のコンテンツでは、noneになります。取得された位置情報は、カウンター状態クエリと一緒に使用できます。

self.location(
)->
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