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情報 / Info
当サイトは、Typst GmbHの許諾を得て、日本語コミュニティ「Typst Japan Community」がTypst v0.13.1の公式ドキュメントを翻訳したものです。誤訳や古い情報が含まれている可能性があるため、公式ドキュメントとの併用を推奨します。翻訳の改善やサイトの機能向上について、GitHubでのIssueやPull Requestを歓迎します。コミュニティにご興味のある方はDiscordサーバー「くみはんクラブ」にぜひご参加ください。
This site provides a Japanese translation of the Typst v0.13.1 documentation maintained by the "Typst Japan Community" with permission from Typst GmbH. We recommend using this alongside the official documentation. We welcome contributions through Issues and Pull Requests on our GitHub repository for both translation improvements and website enhancements. Feel free to join our Discord server "Kumihan Club".
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翻訳済み

このページは日本語に翻訳済みです。

image
Element
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ラスターまたはベクター画像。

画像をfigureで囲むことで、番号とキャプションを与えることができます。

ほとんどの要素と同様に、画像はデフォルトでは ブロックレベル であるため、隣接する段落に統合されることはありません。 画像を強制的にインラインにするには、boxの中に入れてください。

#figure(
  image("molecular.jpg", width: 80%),
  caption: [
    A step in the molecular testing
    pipeline of our lab.
  ],
)
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引数
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source
Required
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Positional
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画像ファイルへのpath、 またはサポートされているformatの画像データの生バイト。

バイト列を使う場合は、生のピクセルデータを左から右へ、上から下へと並べた 行優先(row-major)形式で指定します。

右矢印アイコン
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#let original = read("diagram.svg")
#let changed = original.replace(
  "#2B80FF", // blue
  green.to-hex(),
)

#image(bytes(original))
#image(bytes(changed))
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format
Settable
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画像のフォーマット。

デフォルトでは、フォーマットは自動的に検出されます。 そのため、通常は生のバイト列をsourceとして提供する場合にのみこの指定が必要です (それでもTypstは自動でフォーマットを判別しようとしますが、 必ずしも成功するとは限りません)。

生のピクセルデータと同様にサポートされている拡張子は"png""jpg""gif""svg"です。 PDFの画像はまだサポートされていません。

生のピクセルデータをsourceとして提供する場合、 formatには次のキーを持つ辞書を指定する必要があります。

  • encoding (str): ピクセルデータのエンコーディング。以下のいずれかを指定します。
    • "rgb8" (3つの8ビットチャンネル: 赤(red)、緑(green)、青(blue))
    • "rgba8" (4つの8ビットチャンネル: 赤(red)、緑(green)、青(blue)、透明度(alpha))
    • "luma8" (1つの8ビットチャンネル)
    • "lumaa8" (2つの8ビットチャンネル: 輝度(luma)と透明度(alpha))
  • width (int): 画像の幅のピクセル数。
  • height (int): 画像の高さのピクセル数。

幅のピクセル数、高さのピクセル数、指定したエンコーディングにおけるチャンネル数をかけ合わせたものが sourceのデータと一致しなければなりません。

使用可能な文字列値:
  • png

    イラストや透明グラフィック用のラスターフォーマット。

  • jpg

    写真に適した非可逆ラスターフォーマット。

  • gif

    短いアニメーションクリップによく使われるラスターフォーマット。 TypstはGIFを読み込めるが、静止画となってしまう。

  • svg

    Webサイトに用いられるベクターフォーマット。

デフォルト値:

auto

右矢印アイコン
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#image(
  read(
    "tetrahedron.svg",
    encoding: none,
  ),
  format: "svg",
  width: 2cm,
)

#image(
  bytes(range(16).map(x => x * 16)),
  format: (
    encoding: "luma8",
    width: 4,
    height: 4,
  ),
  width: 2cm,
)
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width
Settable
ヘルプアイコン

画像の幅。

デフォルト値:

auto

height
Settable
ヘルプアイコン

画像の高さ。

デフォルト値:

auto

alt
Settable
ヘルプアイコン

画像の説明文。

デフォルト値:

none

fit
Settable
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与えられた領域に対して、画像をどのように調整するか。 領域は widthheight フィールドで定義します。 領域の縦横比が画像の縦横比と同じであれば、fit で見た目が変わらないことに注意してください。

使用可能な文字列値:
  • cover

    領域を完全にカバーします。 水平または垂直方向にのみ画像をトリミングすることで、アスペクト比を保持します。 これがデフォルトです。

  • contain

    画像は領域内に完全に収まるようにします。 アスペクト比を維持して、画像を切り取らず、1つの寸法は指定より狭くします。

  • stretch

    たとえ画像が歪むことになっても、その領域を正確に埋めるように引き伸ばします。 アスペクト比は保たれず、画像は切り取られません。

デフォルト値:

"cover"

右矢印アイコン
例を表示
#set page(width: 300pt, height: 50pt, margin: 10pt)
#image("tiger.jpg", width: 100%, fit: "cover")
#image("tiger.jpg", width: 100%, fit: "contain")
#image("tiger.jpg", width: 100%, fit: "stretch")
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scaling
Settable
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ビューアーに対して、画像をどのように拡大縮小すべきかを示すヒント。

autoに設定した場合、デフォルトの動作はビューアーに委ねられます。 PNGエクスポートの場合、TypstはほとんどのPDFビューアーやSVGビューアーと同様に、 スムーズな拡大縮小をデフォルトとして設定します。

注意: PDFビューアーによっては正確な見た目が異なる場合があります。

使用可能な文字列値:
  • smooth

    バイリニア補間などの平滑化アルゴリズムを用いて拡大縮小します。

  • pixelated

    最近傍補間などのアルゴリズムで拡大縮小し、 ピクセルで構成された画像の見た目を保ちます。

デフォルト値:

auto

icc
Settable
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画像用のICCプロファイル。

ICCプロファイルは、画像の色をどのように解釈するかを定義するものです。 autoに設定した場合、Typstは画像からICCプロファイルを抽出しようとします。

デフォルト値:

auto

定義
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decode

警告アイコン
`image.decode`は非推奨です。代わりにバイト列を直接`image`に渡してください。

バイト列または文字列からラスター画像またはベクター画像をデコードする。

data
Required
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Positional
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画像としてデコードするデータ。SVGの場合は文字列です。

format

画像のフォーマット。デフォルトでは自動的に検出されます。

使用可能な文字列値:
  • png

    イラストや透明グラフィック用のラスターフォーマット。

  • jpg

    写真に適した非可逆ラスターフォーマット。

  • gif

    短いアニメーションクリップによく使われるラスターフォーマット。 TypstはGIFを読み込めるが、静止画となってしまう。

  • svg

    Webサイトに用いられるベクターフォーマット。

width

画像の幅。

height

画像の高さ。

alt

画像の説明文。

fit

与えられた領域に対して、画像をどのように調整するか。

使用可能な文字列値:
  • cover

    領域を完全にカバーします。 水平または垂直方向にのみ画像をトリミングすることで、アスペクト比を保持します。 これがデフォルトです。

  • contain

    画像は領域内に完全に収まるようにします。 アスペクト比を維持して、画像を切り取らず、1つの寸法は指定より狭くします。

  • stretch

    たとえ画像が歪むことになっても、その領域を正確に埋めるように引き伸ばします。 アスペクト比は保たれず、画像は切り取られません。

scaling

ビューアーがどのように拡大縮小すべきかを示すヒント。

使用可能な文字列値:
  • smooth

    バイリニア補間などの平滑化アルゴリズムを用いて拡大縮小します。

  • pixelated

    最近傍補間などのアルゴリズムで拡大縮小し、 ピクセルで構成された画像の見た目を保ちます。

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