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情報 / Info
当サイトは、Typst GmbHの許諾を得て、日本語コミュニティ「Typst Japan Community」がTypst v0.13.1の公式ドキュメントを翻訳したものです。誤訳や古い情報が含まれている可能性があるため、公式ドキュメントとの併用を推奨します。翻訳の改善やサイトの機能向上について、GitHubでのIssueやPull Requestを歓迎します。コミュニティにご興味のある方はDiscordサーバー「くみはんクラブ」にぜひご参加ください。
This site provides a Japanese translation of the Typst v0.13.1 documentation maintained by the "Typst Japan Community" with permission from Typst GmbH. We recommend using this alongside the official documentation. We welcome contributions through Issues and Pull Requests on our GitHub repository for both translation improvements and website enhancements. Feel free to join our Discord server "Kumihan Club".
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翻訳率
21%
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翻訳済み

このページは日本語に翻訳済みです。

block
要素関数
要素関数
要素関数はsetルールやshowルールでカスタマイズできます。

ブロックレベルのコンテナ。

このようなコンテナは、コンテンツを区切り、その大きさを調整し、背景や枠線を付与するために使用できます。

ブロックは、テキストが段落の一部となるかどうかを制御する主要な方法でもあります。 詳細は段落のドキュメントを参照してください。

ブロックを使用すると、複数のページに渡って分割されるコンテンツに背景を与えることができます。

#set page(height: 100pt)
#block(
  fill: luma(230),
  inset: 8pt,
  radius: 4pt,
  lorem(30),
)
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ブロックは、特にshowルールを記述する際、本来インラインとなる要素を強制的にブロックレベルとして扱う場合にも有用です。

#show heading: it => it.body
= Blockless
More text.

#show heading: it => block(it.body)
= Blocky
More text.
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引数
引数
引数は関数への入力値です。関数名の後に括弧で囲んで指定します。

width
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックの幅。

デフォルト値:

auto

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例を表示
#set align(center)
#block(
  width: 60%,
  inset: 8pt,
  fill: silver,
  lorem(10),
)
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height
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックの高さ。 高さがページに残された余白より大きく、breakabletrueの場合、 ブロックは残りの高さで次のページに続きます。

デフォルト値:

auto

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例を表示
#set page(height: 80pt)
#set align(center)
#block(
  width: 80%,
  height: 150%,
  fill: aqua,
)
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breakable
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックが分割可能で次のページに継続するかどうか。

デフォルト値:

true

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例を表示
#set page(height: 80pt)
The following block will
jump to its own page.
#block(
  breakable: false,
  lorem(15),
)
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fill
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックの背景色。 詳細はrectangleのドキュメントを参照してください。

デフォルト値:

none

stroke
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックの枠線の色。 詳細はrectangleのドキュメントを参照してください。

デフォルト値:

(:)

radius
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックの角の丸めの大きさ。 詳細はrectangleのドキュメントを参照してください。

デフォルト値:

(:)

inset
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックのコンテンツのパディング量。 詳細はboxのドキュメントを参照してください。

デフォルト値:

(:)

outset
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

レイアウトに影響を与えずにブロックの大きさを拡大する量。 詳細はboxのドキュメントを参照してください。

デフォルト値:

(:)

spacing
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロック周りの間隔。autoの場合、段落のspacingを継承します。

隣接する2つのブロックについては、最初のブロックのaboveと2番目のブロックのbelowのうち、 大きい方の間隔が優先されます。 また、ブロックの間隔は段落のspacingよりも優先されます。

これはabovebelowを同じ値に設定するための短縮記法にすぎないことに注意してください。 abovebelowの値は異なる可能性があるため、contextブロックではblock.aboveblock.belowにのみアクセスでき、block.spacingに直接アクセスすることはできません。

このプロパティはshowルールと組み合わせて使用することで、任意のブロックレベル要素の周りの間隔を調整できます。

デフォルト値:

1.2em

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例を表示
#set align(center)
#show math.equation: set block(above: 8pt, below: 16pt)

This sum of $x$ and $y$:
$ x + y = z $
A second paragraph.
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above
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

このブロックとその前のブロックとの間隔。

デフォルト値:

auto

below
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

このブロックとその後のブロックとの間隔。

デフォルト値:

auto

clip
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックの内側のコンテンツのクリッピングを行うか否か。

クリッピングは、ブロックの境界を超えたコンテンツを隠すため、ブロックのコンテンツがブロック本体よりも大きい場合に便利です。

デフォルト値:

false

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例を表示
#block(
  width: 50pt,
  height: 50pt,
  clip: true,
  image("tiger.jpg", width: 100pt, height: 100pt)
)
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sticky
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

このブロックが、次のブロックとの間に区切りを入れることなく続ける必要があるかどうか。

この設定は、ページの下部で見出しが孤立することを防ぐために、見出しブロックに対してデフォルトで適用されています。

デフォルト値:

false

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例を表示
// Disable stickiness of headings.
#show heading: set block(sticky: false)
#lorem(20)

= Chapter
#lorem(10)
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body
位置引数
位置引数
位置引数は順序通りに指定することで、引数名を省略して設定できます。
設定可能引数
設定可能引数
設定可能引数は、setルールを用いて設定でき、それ以降で使用するデフォルト値を変更できます。

ブロックのコンテンツ。

デフォルト値:

none

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